MVV(MISSION・VISION・VALUE)策定の重要性
大阪府茨木市にて介護業界専門の稼働率向上/人材確保/人材育成/経営改善/のコンサルを生業としております。
介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、グループホーム、サ高住、訪問介護、訪問看護どのサービス種別でも対応しております。(現在は大阪と奈良、兵庫にて8法人様にコンサル、顧問活動で関わらせていただいております)
お読み頂いた方に少しでも有益な情報を伝えたくブログを書かせて頂いております。
経験則に基づいた内容です。よかったらご覧になってください!!
本日は「MVV(MISSION・VISION・VALUE)策定の重要性」について書かせていただきます❗❗

実はこの「MVV(MISSION・VISION・VALUE)」策定している介護事業所・障がい事業所が少なく、また本来の意味を理解せずに運用している介護事業所・障がい事業所も非常に多いです。
私としては従業員を雇う以上、法人規模が小さくても導入すべきと考えております。
本日は「MVV(MISSION・VISION・VALUE)」策定のメリットを少しでも感じて頂ければと思い、記事にさせて頂きました。
是非ご拝読頂けましたら幸いです❗❗
【MVV(MISSION・VISION・VALUE)とは?】
MVV(MISSION・VISION・VALUE)とは、企業が社会的責任を果たすために必要な概念であり、経営方針として使われる言葉です。MVVは、企業のミッション(MISSION)、ビジョン(VISION)、バリュー(VALUE)を表すもので、それぞれ異なる目的を持っています。
【MISSIONとは?】
ミッションは企業の存在意義や目的を示し、組織の方向性を決定づけます。企業が社会に向けて何を提供し、何を達成しようとしているのかを明確に示します。ミッションは、企業の核となる価値観や信念を伝える、不変的で重要な要素です。介護事業所ではよく「理念」に置き換えて使用されております
【VISIONとは?】
ビジョンは企業が描く理想的な未来像を表します。具体的な目標や戦略を示すことで、組織の進化や成長を促進します。ビジョンは、企業の将来に対するビッグピクチャーを示すことで、従業員や顧客に向けた方向性を示します。介護事業所ではよく年度ごとの目標などに置き換え使用されております。
【VALUEとは?】
バリューは企業が重視する価値観や信念を示します。企業が持つ独自の文化や行動指針、エチックスなどを体現する重要な要素です。韓国の大手企業LG Electronicsのバリューである「人、誠実、革新」のように、バリューに基づいて行動することで企業の特徴やブランドを明確にすることができます。介護事業所ではよく「行動指針」に置き換え使用されております。
【MVV参考例】
以下に、いくつかの有名企業のMVV事例を紹介します。1. Apple
- ミッション: 世界中の人々に革新的なテクノロジーを提供する
- ビジョン: テクノロジーを通じて世界を変える
- バリュー: 卓越性、シンプルさ、クリエイティビティ
2. Google
- ミッション: 世界中の情報を整理しアクセス可能にする
- ビジョン: 人々の生活をより良くする情報の力
- バリュー: ユーザーファースト、素早い革新、透明性
【MVVを策定するメリット】
MVVを策定することには以下のようなメリットがあります。1. 方向性の明確化: ミッション、ビジョン、バリューを明確にすることで、企業の方向性を従業員や顧客に伝えることができます。
2. 組織の統一: MVVは全社員が共有し、統一された行動指針となります。組織全体が共通の目標に向かって動くことができます。
3. 企業イメージの構築: MVVを活用することで、企業の独自性やブランドイメージを構築することができます。
上記は良くネットに転がっているメリットです❗❗
実際に書かれているとおりのメリットですが、以下はそれら以外のメリットについて記載致します❗❗
・様々な課題や問題の解決の判断基準になる
・採用面接にて良い人材を採用する精度が上がる
・管理職が職員に対して注意や指導がしやすくなる
・管理職の自己研鑽の意欲が高まる
・経営者層や管理者層などが何を考えているのかが明確になり離職率の低下につながる
MVVを策定するとけっこうなメリットがあります。
また別の機会に深堀をしようと思いますが、これだけ聞いても策定のメリットは感じて頂いたと思います。
実際に奈良県にあるコンサル先である「介護老人保健施設 悠々の郷」や「共同生活援助 はばたき」にも導入しており
人材採用や、職員の目指すべき方向性の統一など改革をする際、新規開設する際に非常に役立ちました。
【共同生活援助はばたき】

【介護老人保健施設 悠々の郷】

【まとめ】
企業の経営方針を示すMVV(MISSION・VISION・VALUE)は、企業の存在意義や目標を明確にするための重要な要素です。ミッションは企業の存在意義を、ビジョンは理想的な未来像を、バリューは企業が重視する価値観や信念を表します。
MVVの策定により、企業の方向性を明確化し組織の統一を図ることができます。
さらに、MVVは企業のイメージ構築にも寄与します。企業がMVVを活用することで、社会に対して貢献する存在としての価値を高めることができます。
また人材採用や、管理者が注意や指導がしやすくなったり、離職率の低下につながったりもします。
いかがでしたでしょうか?
今回の記事は深堀はしてませんが、策定するメリットはつたわったのではないでしょうか?
私の経験ですが、しっかりとMVV(MISSION・VISION・VALUE)を策定し、文化として根付かせているところは職員の離職率が低く、良い法人が多いように感じます。
もしMVV(MISSION・VISION・VALUE)がないところは策定を試みてください❗❗
またMVV(MISSION・VISION・VALUE)はあるが風土として根付いていないところは、改めて見返してみてください❗❗
きっと法人の運営や経営に役に立つと思います。
では本日はここまでに致します❗❗
ご拝読ありがとうございました❗❗

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