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稼働率向上

【積極的攻め・消極的攻め】生き残るなら絶対積極的攻め!!

株式会社Ne-worth(ニューワース)代表取締役の森中 洋です😁
大阪府茨木市にて介護業界専門の稼働率向上/人材確保/人材育成/経営改善/のコンサルを生業としております。
介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、グループホーム、サ高住、訪問介護、訪問看護どのサービス種別でも対応しております。(現在は大阪と奈良、兵庫にて8法人様にコンサル、顧問活動で関わらせていただいております)
お読み頂いた方に少しでも有益な情報を伝えたくブログを書かせて頂いております。
経験則に基づいた内容です。よかったらご覧になってください❗❗

 

本日は「【積極的攻め・消極的攻め】生き残るなら絶対積極的攻め!!」について書かせていただきます。


【積極的攻め・消極的攻め】って何?ってなりますよね。
わかりやすく、簡単に言います。

<積極的攻め>
売り上げを上げる

<消極的攻め>
コストを下げて利益を生み出す

これがそれぞれの意味になります。
※ちなみに私なりの言葉の定義になります。
もちろん共に利益を生み出すには重要な事です。
そして利益を多く残す事が最重要なことも分かっております。


ただ今後の介護業界、障がい福祉業界もちろん医療業界も含めかなり厳しい世の中が待っております。
特に介護業界では棚上げになっている以下
➀要介護1・2の総合事業への移行
➁2割負担・3割負担の増

次の介護保険改定では必ず着手されます。
実現すれば大変ですよね・・・
売り上げは確実に落ちますよ。
なぜ落ちるのかの細かい事はここでは触れませんが、確実に厳しくなります。



そんな未来が見えている中、この3年でしっかり対策を立て、備えなければ必ず潰れます。
大規模事業所も、中規模事業所も、小規模事業所も皆様同じです。
もちろん、特別養護老人ホームも、介護老人保健施設も、介護付有料老人ホームも住宅型有料もサ高住も
デイサービス、通所リハ、訪問介護、看護も全部同じ状況です。

それだけ危機感を持たなければなりません。
そんな中だからこそ【積極的攻め】売り上げを上げる事に全力を挙げるべきです❗❗



ではなぜ【積極的攻め】が重要なのか?
それは今の介護業界や障がい福祉業界などの置かれている切実な実情、介護保険などの法的な建付けなどが多いに関係あります。

まずは「介護業界や障がい福祉業界などの置かれている切実な実情」についてお話していきます。

・特別養護老人ホームの62%が赤字

・デイサービスの46.5%が赤字

・訪問介護事業所の36%が赤字

・介護老人保健施設の60%が赤字

これらは厚生労働省や、各サービス団体のアンケートによる集計結果になります。
また人材不足も兼顕著であり、このブログをお読みいただいている事業所の皆様も慢性的な人材不足になっているのではないでしょうか?

稼働率が悪いから採用コストがかけられない・・・
人材が足りないから、良いサービスが提供できず、サービスの質が低下し結果稼働率が下がる・・・・
とんでもない悪循環です。ここまで来たらそう簡単に脱却はできないでしょう。



これが「介護業界や障がい福祉業界などの置かれている切実な実情」です。

 

次は「介護保険などの法的な建付け」についてお話します。

介護業界や障がい福祉業界には処遇改善加算というものがあります。
今回から医療業界にも似たような加算ができましたよね。

この処遇改善加算というものが非常に重要になってきます。
この加算は簡単にいうと、介護職員やその他の職員の処遇を改善するためのものであり、加算額よりも1円でも多く吐き出すものになっております。
しかも売り上げに紐づいて入ってくる加算です。

売り上げが大きい⇒加算がたくさん入る

売り上げが少ない⇒加算が少なくなる

簡単に言うとこうです。
しかも、入金額よりも1円でも多く職員に還元しなければいけない加算です。
これが「介護保険などの法的な建付け」になります。


少しは見えてきましたか?

「介護業界や障がい福祉業界などの置かれている切実な実情」「介護保険などの法的な建付け」この2つがあるからこそ、売り上げを上げるための【積極的攻め】が必要なんです。絶対的に【消極的攻め】を手段としてとってはいけません。

察しの良い方は気づいたと思います。
「なるほど。だから攻めが必要なんだな」と。
ここからは【積極的攻め】が与える素晴らしい影響について書かせていただきます。

結論から言います。
【積極的攻め】は全ての介護事業所の悩みを解決します。


➀稼働率の低下の解消
当然売り上げを上げる事に注力すれば稼動は上がります。

➁経営の安定
稼働率が低かった分売り上げが上がり経営が安定します。倒産やMAなどのリスクが下がります。

③人材不足の解消
売り上げが上がれば処遇改善加算の入金額も増えます。
しかも高稼働率が安定して出せたら、処遇改善加算を安心して月給に振る事ができます。
そうすれば、処遇改善加算を月給+賞与の原資に使用する事ができます。
何が起こるか?
・月給の見栄えが良くなり求人に強くなる
・賞与と合わせると月給だけ見栄えが良くなるではなく、年収の見栄えも良くなる

④サービスの質が上がる
人材不足が解消すれば、マンパワー不足は解消されます。
また月給が高くなれば、よりよい人材の獲得にも、また既存の職員のモチベーションアップにつながります。

➄噂が広がり問い合わせが増える
良いサービスを提供していれば、他の介護事業所との差別化を図る事が出来、サービスの質が良いとケアマネジャーや病院のショーシャルワーカーなどの評判で集客が可能になる。


どうですか?
これは私の経験則です。
全ての関わっているコンサル先でこの思考を徹底して植え付けております。
2年前から月の売上で1,000万ふえた介護事業所もあります。


ちなみに【消極的な攻め】だと全て逆の結果につながります。これは事実です。
どうしてもうまくいかないときはコストカットなど【消極的な攻め】を行いがちです。
ただ、その選択をとった事業所の末路は悲惨です。決してうまくいかず、さらなるダメージを負います。



だからこそ【積極的な攻め】です。

これを決断できる事業所は必ず良い結果になります。
そしてその風土づくりが次の介護保険改正を乗り越えるために必要になってきます。

いかがでしょうか?
なぜ私が「【積極的攻め・消極的攻め】生き残るなら絶対積極的攻め!!」という題名の記事を書いたか、ご理解いただけましたでしょうか?
私は本当に心配です。
このままであればどれだけの介護事業所や障がい事業所などが倒産やMAなどする事になってしまうのか。
それを回避するためにも【積極的な攻め】を是非実行してみて下さい!!


長文をお読み頂きありがとうございました!!



 
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