介護事業者の倒産(特に訪問介護)が急増 過去最悪を大幅に更新
大阪府茨木市にて介護業界専門の稼働率向上/人材確保/人材育成/経営改善/のコンサルを生業としております。
介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、グループホーム、サ高住、訪問介護、訪問看護どのサービス種別でも対応しております。
(現在は大阪と奈良、兵庫にてコンサル、顧問活動、8法人28事業所に関わらせていただいております)
お読み頂いた方に少しでも有益な情報を伝えたくブログを書かせて頂いております。
今回は「介護事業者の倒産(特に訪問介護)が急増 過去最悪を大幅に更新」について書かせていただきます。
私の個人的な見解も交えお話していき、生き残るための手段もお話させていただこうと思います。
まずは最新情報の共有です!!
東京商工リサーチ知らべですが、1月から5月の倒産件数の合計は72件。
コロナ禍に見舞われた2020年、2022年を大幅に上回る過去最悪のペースになってます。各年の上半期(1月から6月)でみると、これまでは2020年の58件が最も多かったが、今年は5月まででそれを大きく上回っている状況です。
最大の要因はやはり訪問介護です。
倒産に至った事業者の8割弱を、職員が10人未満の小規模なところが占めております。

上記を踏まえ私の個人的な見解です。
倒産件数は増えるなんて当たり前です。
何も驚きません。そして今後さらに倒産急増するのではと思います。
なぜか?

コンサル事業を行っていると実感します。
出会う経営者様、管理者様、役職についている現場職員の意識が低く、しっかりとした経営の観点で今と未来を見ていないからです。
様々な種別の施設の乱立、介護保険の改定、人材不足、利用者様の取り合い、様々な課題問題がある中、危機感や切迫度もなくまた、「売り上げ」そこがとても大切にも関わらず焦点をあてない。
ブログでも何回も書いておりますが、処遇改善加算という制度がある以上、売り上げは常に上げる意識を持たないと、競合他社に人材確保の部分で大きな遅れをとります。
人事の方ならわかると思いますが、本当に採用は大変です。
人員基準があるので、それは絶対に割れない、そんな苦しい中営業している事業所様も多いのではないでしょうか?

なのに、営業のやり方、ノウハウもなく思いのほか稼働率が伸びない・・・
半年、1年たっても未だ満床にならない。
人材確保もままならず、週4日しか休めない介護職員、月12回、13回の夜勤が普通にある変形労働時間制の上限時間を慢性的に超えている・・・
そんな事業所様をたくさん見てきました。

今そのような状況であるのであれば、これから先より厳しくなりますよ。
介護保険が今以上に良くなる事はないと思います。
2024年4月・6月の改定が最後のプラス改定になるかもしれません。
2割負担の枠が広がります、また要介護1・要介護2が総合事業への移行も次回改定で決まるかもしれません。
そうなれば、どんどん売り上げが減り、経営が本当に厳しくなると思います。
そんな未来は2021年の介護保険改正でも読めてました。
なので、倒産件数が急増する事はなんら不思議でもありません。
今、そしてこれからの未来を見据えれば当然の事です。
厳しいですが、これが私の見解になります。
ただ、これで終わったらコンサルを生業をしていて、またこのようにブログを書いて介護事業所の皆様に少しでもお役に立ちたいという私の想いともそれますので、ここからは「生き残るための手段」について少しお話をして参ります。
この内容も、私のブログを読んでくださっている方はおわかりだと思います。
結論「売り上げを上げる」ことです。
ただ、単月や瞬間最大風速ではなく、恒久的に高い売り上げを上げ続けることです。
本当にこれが全てです。

なぜ売り上げを伸ばすのか?
➀処遇改善加算という制度がある以上、売り上げから目をそらす事はできないから
➁これから先に起こりえるリスクを乗り越える体力と思考を身に着けるため
③採用に強くなるため
以上3点が理由です。➀~③のために売り上げを上げる必要があります。
単純な答えかもしれませんが、実はこれが難しい。
頭で理解していても、行動に移すこと、成果・結果を出す事は簡単ではありません。
資本主義の世の中で生きていく以上、職員の雇用や、職員の後ろにいる家族、利用者様の生活習慣を守るためには必ず成し遂げなければいけません。
ではどうやって売り上げを上げるのか?
これもたった1つです。
「営業」

これしかありません。
待っていてもお客様は来ません。
いつまでも殿様商売をしていたら、確実に倒産しますよ。
待たずに、積極的に動き、自分たちの力でお客様を獲得する必要があります。
営業は奥が深い、営業と言っても多様なやり方がある。
それを全てやり切って初めて成果・結果が出るんです。
営業から逃げていてはいけません。
例えば、弊社がコンサルで入っている住宅型有料老人ホームは約5ヵ月で満床です。
事業計画通りすすみました。
営業も、GoogleのマイMapを多用し、見知らぬ土地でも1日40件、週2~3日回りました。またポスティングも実施し、FAX営業も専用のチラシを作成し毎週内容を変え実施しておりました。
もちろん、問い合わせに関しても追客を細かく実施し、少しでも成約率を上げる努力をし、また分析も怠りませんでした。
文面にすると5行程度の内容ですが、大変な労力でした。
だからこそ、5か月で満床という結果がでました。
皆様の法人、事業所ではここまでしてますか?
高いレベルで出来ていますか?
介護業界は本当に厳しい世界です。
東京商工リサーチにもある、倒産件数は今後も増え続けると思います。
倒産した事業所に入らないよう、今そして未来のリスクを考え、是非回避してほしいと思います。
ここでの内容は上っ面の部分のみ書かせていただいております。
もし詳しくお聞きになりたい方は是非お電話・メール下さい。
今回の内容は私も日々日々思っている・感じている事を書きました。
いつも以上に熱が入り、汚い言葉遣いになっている箇所もあったかと思います。
※すいません。

それだけ深刻な、また切迫度の高い内容と捉え、少しでも皆様に思考や行動がかわれば、そのきっかけになれればうれしいです。
長文、乱文をお読み頂きありがとうございました!!

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コンサルという存在に疑念を持った事はありませんか?
上から目線でただ指示を出すだけ。と思ったらいきなり居なくなる・・・
成果や結果は思うよう出ず、結局コストの無駄使いで終わる。
こんなコンサル無能ですよね。
弊社は違います。
スポットの知識だけで、さも凄い事をしているように指示を出す、無能コンサルではありません。
➀売り上げ向上
②コストカット
③賃金見直し
④処遇改善加算・特定処遇改善加算・ベースアップ支援等加算の最適解の提案
⑤処遇改善・特定処遇改善加算・ベースアップ支援等加算の計画書作成・実績報告
⑥採用の勝率の向上・採用代行
⑦リーダー職の育成と意識改革
⑧一般職員の育成と意識改革
⑨新規加算の取得
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⑪行政提出書類の作成・修正・提出
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