介護老人保健施設の相談員 相談員の中で最強説
いつも弊社ブログをお読み頂きありがとうございます❗❗
株式会社Ne-worth(ニューワース)代表取締役の森中 洋です。
大阪府茨木市にて介護業界専門の稼働率向上/人材確保/人材育成/経営改善/のコンサルを生業としております。
介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、グループホーム、サ高住、訪問介護、訪問看護どのサービス種別でも対応しております。(現在は大阪と奈良、兵庫にて8法人様にコンサル、顧問活動で関わらせていただいております)
お読み頂いた方に少しでも有益な情報を伝えたくブログを書かせて頂いております。
経験則に基づいた内容です。よかったらご覧になってください!!
本日は「介護老人保健施設の相談員 相談員の中で最強説」について書かせて頂きます。
介護業界専門のコンサルティングをしていると「デイサービスの稼働率を上げてほしい」や「介護付有料老人ホームの稼働率を上げてほしい」というお声をよく頂きます。
様々な介護施設に関わる事により、相談員の能力の差が介護施設の種別によりる事に気づきました。
そこを解説していこうと思います。
もしよければ、今後相談員を採用する際の指標にして頂く、自身のキャリアアップのための転職など、今回の記事を皆様お役に立てていただければと思います。
まず、ここで言う相談員の最強の定義ですが「稼働率の稼ぎ方」いわゆる「お金」の稼ぎ方の能力が一番高いことを指します。
利用者様の、家族様の未来に寄り添い・・・とかいう綺麗ごとではありません。
内容が内容なので、不愉快に感じたら読むのをお止め下さい。

介護施設には下記の様々な相談員が配置されております。
もちろん配置義務のない介護施設もあります。
ただ、何かしら稼働率に関わる役割をもった人間1人は必ずおります。
代表的なところをあげましょうか。
・特別養護老人ホームの生活相談員
・介護老人保健施設の支援相談員
・通所介護(デイサービス)の生活相談員
・通所リハ(通所リハビリテーション)の生活相談員
・介護付有料老人ホームの生活相談員
この介護施設の相談員の中でも圧倒的に介護老人保健施設の相談員が最強です。

「なんで?」
「私は特別養護老人ホームの生活相談員だが高稼働率でまわしているよ」
「通所介護も大変だよ」
様々なご意見あると思いますが、なぜ介護老人保健施設の相談員が最強なのか理由が明確にあります。
6点あります。
➀1ヵ月の入退所の数が他の介護施設にくらべ多い
②高い営業能力を有している
➂入所だけではない、退所させる能力を身につけている
④高いベットコントロール能力を身につけている
⑤数字の意識がどの介護施設の相談員よりも高い
⑥マネジメント能力が必要になる場面が多い
では詳しく解説して参ります❗❗➀1ヵ月の入退所の数が他の介護施設にくらべ多い
介護老人保健施設では入退所が非常に多いです。入退所の1ヵ月の延べが20件以上になる事もあります。また短期入所療養介護(ショート)の枠を固定でもっていたらその入退所も加わります。
1ヵ月で延べ50件以上になる事もざらです。
ここまでの入退所を裁くだけでもかなりの労力です。
そしてその労力に見合った、経験による知識や能力が身につきます。
これが最強の理由の1つです。
②高い営業能力を求められる
退所ばかりで、入所させる事が出来なかったら、どんどん空床が生まれます。収益を上げるには、退所されたベットを埋めるため、待機者を確保していなければなりません。
一昔前とは違います。待っていてもお客様は申し込んではくれません。
常に待機者を作るくらい営業に回り、お客様を引っ張ってくる能力がなければいけません。
介護老人保健施設では入退所が多い分、しっかりとした営業力が身につきます。
これが最強の理由の1つです。
➂入所だけではない、退所させる能力を身につけている
介護老人保健施設は本来、在宅復帰を目指す施設であり、入所期間は無限ではなく、有限な介護施設になります。特別養護老人ホーム、介護付有料老人ホームなどは基本、終身の施設になります。
もちろん病院への入院などの調整はあるかと思いますが、在宅に復帰させるための調整は絶対にありません。
退所(在宅や在宅とみなされる施設など)させるという介護老人保健施設の相談員ならではの独特の能力も必要になってきます。
この退所させる能力が高稼働を維持することにも紐づいており、とても重要な能力になります。
この退所させる能力は介護老人保健施設でしか身につける事はできません。
これが最強の理由の1つです。
④高いベットコントロール能力を身につけている
ただ空床に利用者様を入所させれば良いわけではありません。退院の戻りの受け入れを優先的にしなければならないからです。
基本、介護老人保健施設より病院に入院させて頂いた利用者様は、退院時、必ず受け入れなければいけません。その予測も入院計画から予測しなければならない。
もし退院を受け入れてしまい、オーバーベットになったら・・・減算をくらう。
そもそも退院の受け入れができない場合、病院との関係、医療ソーシャルワーカー様との関係が崩れ今後の入院や利用者様の紹介にも影響が出る恐れが生まれてきます。
様々な恐怖の中、収益を得るため空床をつくることなくベットコントロールをしていく必要があるんです。
また短期入所療養介護(ショートステイ)の枠も固定でもっていたら、そこも切れ目なく予約で埋めなければ空床がうまれてしまう。
また短期入所療養介護(ショートステイ)にはキャンセルなどもつきものです。
急なキャンセルが発生した際に、キャンセル分の空床をどう埋めるのか?
そこもベットコントロールの難しい点です。
これらを経験する事で高いベットコントロール能力を身につける事が可能です。
これが最強の理由の1つです。
⑤数字の意識がどの介護施設の相談員よりも高い
空き床の扱いが他の介護施設とは違います。特別養護老人ホームや住宅型有料老人ホームでは部屋をキープする、いわゆる居住費だけ頂き続けるという事が当たり前にあります。
だから居室を埋めない。埋めれない。相談員に埋めなければいけないという焦りが起きないのです。
ただ介護老人保健施設には「他科受診の制限」という独特なルールがあります。
※あえてこの場では触れません。
入院=退所に必然的に切り替えるため、居住費だけをもらうという概念が存在しません。
だからこそ、微々たるものでも部屋をキープして収益を得ようという発想になりません。
退所したら、翌日からはその居室からは何も収益を生みません。
だからすぐに入所をさせて収益を得る必要があるんです。
ここの空床に対する考え方の差が非常に大きいんです。
これが最強の理由の1つです。
⑥マネジメント能力が必要になる場面が多い
介護老人保健施設にはたくさんの職種が働いております。おそらく介護施設の中では最多ではないでしょうか?
介護士、看護師、介護支援専門員(ケアマネジャー)、支援相談員、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、事務、医師、薬剤師などなど
1名の利用者様を入所させるのなら様々な職種に情報を伝えなければいけません。
もちろん「こんな重度な方を」と反対などもあるでしょう。
そこを理解してもらい、調整する必要があります。
もちろん退所も同じですね。
家族様都合の退所、介護施設都合の退所などもあります。
※在宅復帰率を維持するためには無理な退所も発生するケースも多々あります。
様々な書類の準備や、他の介護施設との調整、また他職種との調整なども行わなければなりません。
また職種ごとに話内容も違えば、深くなくても良いがそれなりの知識がなければ会話になりません。
それぞれの立場もあります。
こういった他職種へのマネジメントは介護老人保健施設ならではだと思います。
これが最強の理由の1つです。
いかがでしたでしょうか?➀~⑥までの解説。
どちらかというと、内容が介護老人保健施設VS介護付有料老人ホームや特別養護老人ホームの構図で記事を書いており、通所介護(デイサービス)、通所リハ(通所リハビリテーション)の事は触れずにここまで書きました。
決して忘れていたわけではありません。

介護老人保健施設は施設系、通所介護(デイサービス)、通所リハ(通所リハビリテーション)は在宅系。
業務内容には大きな違いはありますが、上記➀~⑥を全て出来ている相談員であれば、問題なく通所介護(デイサービス)、通所リハ(通所リハビリテーション)の相談員はできます。
特に②の「高い営業能力を求められる」と⑤の「数字の意識がどの介護施設の相談員よりも高い」は非常に重要です。様々なデイサービスを見てきましたが、以外にできている人が少ない印象です。
結果的に上記➀~⑥すべてできていれば、総合力では圧倒的に介護老人保健施設の相談員が上かと思います。
以上の理由により、介護老人保健施設の相談員は最強だと思います。
というか、私自身も日本で一番お金を稼ぐ相談員だったことと、今介護業界専門のコンサルティングを行っている知見をもとに考えても、これは間違いのない事実です。
相談員の最強の定義「稼働率の稼ぎ方」いわゆる「お金」の稼ぎ方の能力は介護老人保健施設の相談員が最強という、偏った視点での話になりましたが、いかがでしたでしょうか?
不快な思いをされた方がいたら大変申し訳ありません。
皆様、ご拝読ありがとうございました❗❗

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