福祉事業所専門の稼働率向上と人材確保に特化したコンサル事業【個人事務所Revenue increase(レベニューインクリース)】大阪・奈良

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1ヵ月半で稼働率を23%向上させた事例から読み解く職員の皆様との変革の歩み 【戦略の理解と同意 篇】【危機感を高める 篇】

皆様こんにちわ😁

 
個人事務所 Revenue increase(レベニュー インクリース)代表 森中 洋です。
大阪府茨木市にて介護業界専門の稼働率向上/人材確保/人材育成/経営改善/のコンサルを生業としております
老健、特養、住宅型有料、グループホーム、サ高住、訪問介護、訪問看護どのサービス種別でも対応しております。
(現在は大阪と奈良、兵庫にてコンサル、顧問活動の計5件)
お読み頂いた方に少しでも有益な情報を伝えたくブログを書かせて頂いております。

 
本日は「1ヵ月半で稼働率を23%向上させた事例から読み解く職員の皆様との変革の歩み④」という事で
ここでお話するのは、実際に奈良県の介護老人保健施設で行った具体的なコンサル内容になります。

 
今どの介護施設も変革の岐路に立たされております。
ここで変革を行えたかどうかで、今後の厳しい世の中を生き残る事も可能になるかと思います。

 
実際に変革をする際にどのような手順で進めるのか?
そのヒントにして頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。

 
前回は【戦略の策定 篇】として書かせて頂きました。
前回をまだの方は下記をどうぞ。


 

https://revenue-increase.jp/blogdetail?wgd=blog-46


 

今回は【戦略の理解と同意 篇】【危機感を高める 篇】
お伝え致します。実際の現場への落とし込みですね。


 

 

【戦略の理解と同意 篇】

前回もお話しましたが、【起死回生の7つの秘策】を含んだ戦略をどう落とし込めたのか?
難しいとお伝えしていた「➀入所判定会議の撤廃」「②薬価の上限基準の撤廃」をどう落とし
込んだのか?

 
理由は簡単です。

 

以前ブログで書いた、最重要課題を管理職全員がブレる事なく
「稼働を上げる事」を共通認識し「ビジョン」を共有していた
から落とし込めたんです。ここで活きてくるんですよね。


【過去動画①】


https://revenue-increase.jp/blogdetail?wgd=blog-45

 

【過去動画②】


https://revenue-increase.jp/blogdetail?wgd=blog-44

 

当然難色を示す方もいました。
特に看護師長が看護部としての反対意見を仰られました
やはり「➀入所判定会議の撤廃」「②薬価の上限基準の撤廃」に引っかかったようです。

・重度のご利用者が入ると処置や入院のリスクが上がる

・薬剤管理が大変

などなど・・・・


ただ、そういった方には下記のような問いを投げかけました。

 

「反対意見はわかりました。ただ我々もこの方法がベストとは
 思ってません。目的はここの経営を立て直す事です。この方法
 と同様の結果を出す手段・方法があれば提案して下さい。
 同様の結果を出す手段・方法が別にあるなら私はそれでもかま
 わないんです。ただ提案もなく、ただ反対するは小学生でもできます。
 今ここで代替え案を提示して頂けますか?」


 
この問いに対して代替え案を提示して頂ける事はありませんでした。
そのあとは戦略を全て最重要課題に紐づけて理解してもらいました。

「皆さん最重要課題って同意しましたよね?」

そんな質問も何度も投げかけました。

 

最重要課題の共有が「土台」だとお伝えした理由がここにある
のです。土台がしっかりしていればいるほど、ブレないですし
例えブレたとしてもしっかりと最重要課題共有の復習をすれば
元の道に戻るんです。


 

ただそれだけではなく戦略を更に上手く納していただくためにあるスパイスを入
れました。それが【危機感を高める】です。





【危機感を高める 篇】

危機感を高めるとはどういう事か?
結論から言うと

「このままだと半年を待たず間違いなく潰れる、もしくは事業譲渡になる」

明確に伝えました。
※当然、そこの法人の最高決定権者である「理事長」「代表取締役」の同意は得ております。




管理監督者も一般職員も心のどこかで介護・福祉事業は潰れないと思っているんです。
だからこそ目を覚まさせるためにも明確に危機を伝えました。
ただ、重要なのは「潰れる、もしくは事業譲渡になる」という事をただ伝えるではなく
「今動けば間に合う、今動けば皆の雇用を守れる。職員の後ろにいるご家族の豊かな生活も守れる。
ご利用者の生活習慣も守れる」という事も同時に伝える事です。
「潰れる、もしくは事業譲渡になる」だけ伝えれば、かえって不安になり管理監督者の
奮起を得る事は難しいでしょう。
だから「今動けば間に合う、今動けば皆の雇用を守れる。職員の後ろにいるご家族の豊かな生活も守れる。
ご利用者の生活習慣も守れる」という言葉を伝えれば、どう動けば良いんだというような雰囲気になります。
結局、「潰れる」「事業譲渡」などの言葉はわかっていても理解しないんです。
現場の介護職員、看護職員やその他の専門職がイメージしやすい「雇用を守れる」「ご家族の生活も守れる」
「ご利用者の生活習慣も守れる」が最終的には現場の介護職員、看護職員やその他の専門職に響くんです。

 

ブログの記事の内容が前後しますが、順番で言うと、

【危機感を高める】
    ⇓
【戦略の理解と同意】

 
この順番になります。

この【危機感を高める】を最初にしておくことで【戦略の理解と同意】
がより得やすくなるんです。

 

 
 

【まとめ】

➀戦略を落とし込むには【危機感を高める】事が必要

 ただ、重要なのは「潰れる、もしくは事業譲渡になる」という事をただ伝える
 ではなく「今動けば間に合う、今動けば皆の雇用を守れる。職員の後ろにいる
 ご家族の豊かな生活も守れる。
 ご利用者の生活習慣も守れる」という事も同時に伝える事です。 

②【戦略の理解と同意】を得るには最重要課題を管理職全員がブレる
 事なく共有している事が必要

 最重要課題の共有が「土台」になります。
 土台がしっかりしていればいるほど、ブレないですし、例えブレたとしても
 しっかりと最重要課題共有の復習をすれば元の道に戻るんです。


 

以上が【戦略の理解と同意】【危機感を高める】になります。
いかに難しい変革をする事になっても、今までの一連の流れをしっかりと踏んでいれば
頓挫する事はなく進んでいく事は可能だと思います。
いくら良い戦略を立てても、実行してくれなくてはおしまいですから・・・・・



 
ここで最後にもう一つだけ重要な事をお伝えします。
戦略やビジョンは必ず紙みに書いて管理職全員に渡してください。
口頭のみであれば忘れます。
※パワーポイントを使用して説明したとしても紙は必ず渡す事。
人間は必ず忘れます。
なので必ず紙で渡す。
ここも重要です。

 

最近はコンサル業もかなり忙しくなり、更新頻度が落ちてしまっております。
大変申し訳ありません。
今後も有益な情報を出来るだけ多く発信して参ります。
引き続きよろしくお願い致します。

 
本日も長文をお読みいただき有難うございました。

 

 

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